南米's diary

2016年9月〜2017年3月頭まで南米を旅する無職な二人の愉快な日記。

セディナカードでキャッシングができるようになるまでの道のり

Hola! 今日は久しぶりに何もない穏やかな日なので、セディナカードでキャッシングができなかった件について書こうと思います。

オーストラリア・シドニーに着いてまずやったことは、海外で現地通貨を引き出すメイン手段となるキャッシングができるかどうか試すことです。日本にいたときに、いろいろなブログを参考にして、セディナカードのキャッシングなら、手数料があまりかからないとわかったので、二人ともセディナカードを作りました。万が一、セディナカードが使えなかった時のために、現地通貨を引き出す第二の手段として、ジャパンネット銀行のカードも作っておきました。

シドニー国際空港に着いて、すぐさまキャッシングの機械を発見! 一目散に駆け寄り、カードを入れ、キャッシングを試すと……お金が出てこない。何度やっても出てこない……。暗証番号は正しいはずなのに、お金が引き出せません。まりあたんのカードで試してみると無事にお金が引き出せました。なぜか、私のカードだけ使えないようです。暗証番号が間違っている可能性も考慮し、何度か試してみたのですが、それでも使えない。呪いですかね。多分、呪いだと思います。

もう打つ手がないので、セディナに連絡をしようと思ったのですが、公衆電話もなぜか使えず(使い方は合っていたはず……)。とりあえず、呪いが解けるように祈っておきました。

それから1日後の朝、気分良く目覚めると突如、神から「キャッシング枠が0円だから使えないんじゃよ」とのお告げを受信しました。急いで、セディナのサイトにログインして確認してみると、確かにキャッシング枠が0円になっていました。なぜでしょう……。まりあたんは私の設定をそのまままねして登録したのに、そのまりあたんはキャッシング枠が0円になっておらず、私が0円になっているのは、何か見えない力が働いたとしか思えません。怖いです。うそです。怖くないです。怖いです。

ひとまず、キャッシング枠を増やすことにしました。設定が反映されるには、審査も含めて約1、2週間かかるそうです。準備の良い私はこういう呪いが起こることを想定して米ドルである程度のお金は持ってきていたので、キャッシングが使えるようになるまではそれを両替して使うことにしました。

来る日も来る日も、セディナのサイトにログインしてキャッシング枠を眺める日々……。はぁ〜、今日もまた0円だったよ……。昨日も0円だったし……。1円くらい増えていないかな〜と希望を持ってログインするも、0円。ログインする前にパソコンに向かってお祈りしても、0円。どんなことをやっても、私の目の前には「0円」が立ちはだかるのです。

希望の光が徐々に消えていくと感じた私は、いつしかキャッシング枠を確認しなくなりました。普段の生活の中で、ささいな楽しみを見つけて生きる。そういった生活を送り始めると、心がざわつくこともなくなり、穏やかに過ごすことができました。また、頭の中からも完全に「0円」の文字は消え去りました。こうして月日は過ぎ、2週間がたとうとしていた折、母親からLINEがきました。

「安否確認のため毎日送ってね!」と言われていたものの、面倒くさがりの私は思い出した頃に、OK!!プラカードを持ったかわいいころとんのスタンプをぺいっと適当に送っていました。私から連絡がなくてきっと寂しかったのだろうなと思い、LINEを見てみると……

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きました!! セディナから審査が通った旨の書類が実家に送られてきていました! ありがとう母親! ありがとうセディナ! これでやっとキャッシングができる! 安心感で胸が張り裂けそうです。どびゃーーーーー。どばどばどばどばーーーーー(胸が張り裂けて心臓から血が流れ出る音)。

今はまだ米ドルで間に合っているので、それがなくなり次第、キャッシングを試してみたいと思います。海外に行く前にはキャッシング枠の確認も怠らず、ですね。それではアディオス!