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南米's diary

2016年9月〜2017年3月頭まで南米を旅する無職な二人の愉快な日記。

念願の新築マンションへの引っ越し。私とコアラとカンガルー

チリ_サンティアゴ

Hola! 前回のブログから時間が経ってしまいました……。引っ越しやら本格的に勉強開始やらでブログを書く時間が取れませんでした!!(言い訳) 今回は、新しい宿への引っ越しについて書きたいと思います。

ノロノロ運転で新しい宿へ

現地時間23日に前に住んでいた宿から少し離れたところにある新しい宿に引っ越しをしました。今回の宿には帰国する3月まで滞在します。Airbnbに掲載されている写真から「きれい」「部屋が広い」「ベッドルームとリビングルームが分かれている」とわかっていたので、期待で胸を膨らませての引っ越しです。

部屋の掃除を秒速でして、大荷物を抱えて宿を出てタクシーを拾います。運転手さんに次の宿の住所が書いてあるスマホの画面を見せます。すると、何か言われました。えっと……なんて言っているんだ? 二人で首をかしげていると、まりあたんが「あっ、郵便番号を聞いているんだ!」と言いました。

郵便番号……ネットにつながっていないから調べられないよ!! どうしよう……と思っていたら、再びまりあたんが「あっ、郵便番号じゃなくて、これの読み方を聞いているんだ!」と言いました。

「これ」とは、住所に書かれた「サンティアゴ」と「チリ」という言葉です。その二つだけ日本語で書かれていたので、運転手さんはどういう意味だかわからなかったようです。でも、他の住所がスペイン語で書いてあるのだから、そこから推測できそうな気がしないでもないのになぁと思ったのはここだけの秘密です。

とりあえず、問題は無事に解決し、安全運転、別名「運賃を稼ごうとするノロノロ運転(運賃は時間制)」で新しい宿まで乗せていってもらいました。新しい宿は新築マンションなだけあって、外見がきれいです。しかし、周辺はまさに発展途上という感じで、至る所で工事をしています。新築マンションの向かい側には平たいトタン屋根のような家が数多くあり、たった1つの道がこちら側とあちら側を分けているのだな、となんとなく沈んだ気持ちになりました。

床でゴロゴロ

まだチェックイン時間まで約2、3時間あったのでマンションのロビーでくつろごうかと思ったのですが、なんとロビーが、受付の人に一声かけないと不法侵入だと思われそうな場所に……。勇気を出して、部屋を借りる予約をしてある者だと受付の人に伝えたのですが、なんだかいまいちな反応。

まりあたん「めぐたん、今ね、『空いている部屋はありますか?(泊まれますか?)』って聞いてたよ」

!!!!!!!! 電子辞書の「2部屋予約してあるのですが」という例文を読み上げたはずなのに、そんな意味になっていたとは……。ギブ アップ!! まりあたん選手に交代です。数秒後、受付の人に「部屋に行っていいわよ」と言ってもらえました! やったー! あれ、でも、鍵がない。鍵は……? えっと、よくわからなけいど、とりあえず部屋まで行くことにしました。とりあえず動く精神大事。

エレベーターに乗って目的の階に着き、さらに目的の部屋に着きました。ドアの前で耳を澄ませてみると、なにやら男女の話し声が聞こえます。これはもしや、泊まっている人たちなのでは……? そういえば、この宿のチェックアウト時間は午後2時。そして、家主に伝えられたチェックイン時間は午後3時。ただ今、午後1時前。

そうか、そういうことか。でも、もうここまで来てしまいました。この大荷物を持って、また下まで戻ってロビーでくつろぐのは面倒くさい。泊まる予定の部屋の前に荷物を置き、そこであと数時間待つことにしました。しかし、何もせずに数時間も待つのは大変……。

ピカピカの床でごろごろしたり、窓から外を眺めてみたり、バク転をしたり、ほふく前進をしたりしてみたのですが、それでも止まったままの時間。この止まった時間を再び動かすためには、なにか行動をしなければいけない。そうだ、まりあたんはマンションの周辺チェックと水の買い出しに行き、私は荷物の見張りとシドニーのコアラとカンガルーと戯れることにしました。

私とコアラとカンガルー

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 こんな感じで仲良く写真を撮ってみたり、コアラとカンガルーがおちゃめに動く様をコマ撮り動画にして(かわいい♡)、楽しいひと時を過ごしていると、突然、目の前に黒い物体が現れました。うわっ。誰だ?! 私とコアラとカンガルーの仲を切り裂くのは?!

黒い物体「Megumi?」

お? あっ! 家主だ!! 

Megumi「Si! ワタシハMegumiデス!」

まさか家主がここで現れるとは思わず驚きました。家主にさらに何か言われて、「こっちの部屋に荷物を〜」と案内されたので、あれ? こっちが泊まる部屋なのかなと思ったのですが、中に入ってみると、ここは家主の部屋だとわかりました。隣の部屋から宿泊者がチェックアウトしたら掃除をするから、ここで待っていてねということです。優しい……。しかも、「ソファに座ってていいよ」「水はいる?」と聞いてくれて、1ミリだけ惚れました。

ちょっと固めのソファに座ってのんびりしていると、頭の片隅にとある人物の髪色がふと思い浮かんできました。緑の髪色……あれ、誰だっけなぁ……あっ、まりあたん!! そうです、まりあたんです! まりあたんは買い出しに行ったっきりまだ戻ってきていません。もし、今、まりあたんがここに戻ってきたら消えた荷物と消えためぐたん、何もない廊下を見て、何が起こったのか事態を飲み込めず、取り乱して卒倒してしまうかもしれません。

どうしよう。どうやって私がこの部屋にいることをまりあたんに伝えればいいのか。私が廊下に出ればいいのだとは思いますが、家主に「なんで廊下にいるの?」と聞かれたときに、なんと答えればいいのかまったくわからないので、私はおとなしくソファに座っているしか選択肢がないのです。

まりあたん、どうか倒れないで……と祈っていると、廊下から「パシャり」とカメラのシャッター音が聞こえてきました。ん? これはもしや! と思い、急いでドアを蹴破り外に出てみると、そこにはまりあたんの姿が! まりあたんは倒れるどころか、余裕で自撮りをしていました。強い。

事情を説明すると、まりあたんは力強く、たくましく「わかった。じゃあ、私はまた買い出しに行ってくるから、あとは頼んだ」と私に告げ、背を向けて歩き出しました。強い。

 私は再び家主の部屋に戻り、くつろいでいると、「リビングの掃除は終わったから入っていいよ〜」と声をかけられました。やったーーーーー! ようやく!!! るんるん気分で荷物を持って、部屋に入ってみると……広い! 前の宿よりも断然広い! しかも、きれい! 思わず、「ひゃっはーーー!」と声を出し、ジャンプをして天井を突き破りそうになりました。

家主は英語が話せるそうなので、残りの掃除が終わる間、英語で少し話をしました。その流れでWi-Fiのパスワードも聞いたのですが、それはスペイン語で言われて少し困惑しました。英語の流れだから英語で言ってくれると思ったんだもん!

そんなこんなで、Wi-Fiも無事つながり、家主の掃除も終わって、まりあたんも帰ってきて、これでここで生活する第一歩の準備が整いました。最後に家主に「Gift」と称されたチョコナッツをいただきました。まさかの出来事に私たちは驚き、感動し、涙が出てくるのを堪えることができませんでした。

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いろいろあったけど、今日はいい日だったね。終わりよければすべてよし。その後、チョコナッツは爆速ですべて食べました。本当にとてもおいしかったです。右上に貼ってあるシールは、「高カロリー」「飽和脂肪酸含有」「砂糖多用」という危ないことを示すシールですが、おいしいものは皆、危ない。しょうがないです。ちなみに、新居での初めての夕食はまりあたん作「UDON」でした。こちらもとてもおいしかったです。

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料理をする前にすべての食器を洗って一苦労したからこそ、UDONがさらにおいしく感じられました。まるで、フォアグラを食べているような極上のおいしさが私に舞い降りてきたのです。生きててよかった。それでは、アディオス!

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