ボリビアの日本食堂・けんちゃんの感想まとめ
Hola! ボリビア・ラパス滞在中に、日本食堂・けんちゃんに二度ほど足を運んだので、今回は二度目のことも含めた感想を書きたいと思います。
ヒレカツと寿司とラーメンを食す
一度目はこちらの記事にも書いたのですが(まりあたんの容態はよくなるのか?! 新たな医師の登場(中) - 南米's diary)、一人でカツ丼を食べました。つゆだくだくで少しだけ焼きが足りない、けれどそこそこおいしいといった感じです。値段はカツ丼が50ボリビアーノ後半で、露店なら5ボリビアーノくらいで買えるペットボトルの水が10ボリビアーノ以上します。久しぶりの日本食にはそこそこ満足しました。星3つと半分といったところでしょうか。
二度目の訪問は元気なまりあたんとともに。一度目はテーブル席でしたが、今回はお座敷に座ってみました。席は自由に選べます。
店員からメニューを手渡され(「メニューをください」と言わないとくれないです)、ページをペラペラとめくるまりあたん。メニューの豊富さに感動しています。そうです。メニューはすごく豊富です。ラーメン、チャーハンなどの中華から、握り寿司や巻物などの和食、カツ丼やヒレカツ丼などの丼モノ、カツなどの定食まで、バラエティ豊かです。
今回は、まりあたんはヒレカツ定食、私は握り寿司(ネギトロみたいなものと、サーモンみたいなもの〈多分、チチカカ湖でとれた魚〉)とミニみそラーメンを頼みました。
みそが足りないぜ!
さて、食事がやってくるまでの間、暇です。向かいの席に座っている小さな子供とにらめっこをやったり、まりあたんのジャマ自慢を聞いたりして時間をつぶします。待つこと約30分。最初に私のミニみそラーメンが運ばれてきました。
あれ? 少し色が薄い? とりあえず、一口汁を飲んでみます。うーん、想像していたみそラーメンの味とはかなりかけ離れていました。白みそを使っているような、とんこつのような味です。ガツーンとしたみそ味が欲しかった私は少し落ち込みましたが、ラーメン自体の味はそこそこおいしかったのでよかったです。
ネギトロ激うま
次に運ばれてきたのはまたまた私のお寿司です。ネギトロ巻きには具がたくさん乗っています。日本で見るネギトロの色とはかけ離れていますが。見た目は漬けマグロのような感じですね。
これもまた一口食べてみると……あれ? おいしい! これはおいしいです。見た目に反して、激ウマです。びっくりです。味はネギトロの味に近いです。おいしすぎてあと10巻くらいは食べられそうです。
アボカドが乗ってるサーモンもどきは、そこそこですね。似非ネギトロのほうがおいしいです。まりあたんも「おいしい!」と言っていたので、この似非ネギトロのおいしさに間違いはありません。
最後にまりあたんのヒレカツ定食が運ばれてきました。小鉢も多くついてきていて、いい感じですね。おみそ汁は、まりあたんいわく「土みたい……」とのこと。私はそこまで土の感じはしませんでしたが、確かに貝が大量に入っていたような汁という感じはしました。
ヒレカツも激うま
肝心のヒレカツはというと、まりあたんに一口もらうと……似非ネギトロに続きこれまた激うまです。びっくりです。衣がサクサクて肉厚でおいしいです! 日本で食べるヒレカツとそこまで大差がありません。イチオシです。
選ぶメニューによって、あたりはずれはあるものの、おそらくそこまで大幅なはずれはなく、どれも最低限のクオリティはクリアしていると感じました。といっても、二度しかこのお店に足を運んでいませんが……。メニューが豊富ということは飽きがこないということ。次はこれを食べようかな、とリピーターの獲得にもつながります。やるな、けんちゃん。
ラパスでは強気の価格で、どのくらい利益がでているのかなと思いました。海外で日本食堂をやることは、おそらく最初はとても大変だと思いますが、そこには商売の可能性が秘められているのだなと。レッドオーシャンではなく、他者が参入しにくいブルーオーシャンで独占的に地位を築く。いいなぁ。私も海外で日本食堂やろうかな。